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日本と欧米で違う、プレゼント包装の開け方

 欧米のドラマや映画の中で、プレゼントをもらうシーン・・・ちょっと不思議に思ったことはありませんか?
受け取ってすぐ、ビリビリ!っと包装紙を破く豪快な開け方は、日本人には少し変わった様子に映るものです。

 日本人なら、プレゼントの包装紙はなるべく破かない様に丁寧に開ける方が一般的ですよね。
これは、「お人から頂いたものと、その方の気持ちを丁寧に扱っている」という相手を敬う気持ちが現れています。
また、プレゼントの中身だけではなく、それを包む包装紙に印刷されているデザイン等も愛でて楽しむ姿は、茶道の際

、お茶だけでなくその器も楽しむといったような、中身だけでなくそれに付随するものも楽しむ、大変日本人らしい美

的感覚とも言えます。
大切にしたい、日本の文化ですね。

 一方、欧米の方々がプレゼントの包装紙をビリビリ破くのは、
「とても嬉しい、待ちきれない、早く中身を見たいです!」という
相手に対してありがとうの気持ちを伝えようとするリアクションだそうです。

 日本と欧米、行動は違えど、相手を大切に思う気持ちの表れなんですね。
その表現方法が全く違うのが面白いところ。
この違いの背景には、それぞれの国の文化の違いがあります。
欧米の、物事をハッキリさせたり、ストレートに結論から話す文化、それに対して包み隠し、奥ゆかしさを美徳とする

日本の文化の違いが、包装紙の開け方一つでも見て取れますね。