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何度も使える包装紙、風呂敷 -常識編(1)-

包んだときの表情と広げたときの型が変わることで、受け取る相手に感動を与えることが出来る風呂敷は、慶弔の際や先方への敬意を表す際の道具して日本文化になくてはならないものとなっていますが、その使用法に昔ながらの様々な常識があります。

例えば、贈答品を渡す際は、直接手で持って渡すことは失礼にあたるとされ、風呂敷に包んで持参するのが礼儀とされています。その際、包んだまま渡すことを作法とする説と、包んだまま渡すと「この風呂敷にお返しを包んで戻せ」という催促の意となる為、失礼にあたるとする説があります。
現在でも殆どの場合、手渡す際に風呂敷を解き、贈答品のみを置いて風呂敷を持ち帰るのは、後者の作法に準じている為ですが、風呂敷での包み自体を新しい感覚のギフトラッピングと捉えて、そのまま贈ろうという考え方も現在生まれてきています。
どちらのスタイルであっても、相手を敬う気持ちや、相手に心地良く感じてもらいたいという想いが込められています。
まさに、風呂敷は心を包むものですね。