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何度も使える包装紙、風呂敷 -常識編(2)-

風呂敷には、現代広く利用されている包装紙とは違って、もう一つ昔ながらの常識があります。
それは、風呂敷の色です。

朱色:喜事を表し祝いに最適
紫色:先方への敬意を表す
藍色:弔事に用いる
利休(品のある山葵色):慶弔両方に用いることができる

というように、それぞれTPOによって使い分けるのが常識とされていましたが、現在では多様化してきています。

また、風呂敷は着物と同じような感覚で、季節に合った柄を使うと良いとされています。
春なら春の草花、秋なら秋らしい柄を用いるのが粋とされています。
昔の人は、季節感を大切にお洒落をしていたんですね。