包装紙の印刷作成はハンワにおまかせください
 

浮世絵が包装紙だった!?

 昔々、包装紙が日本の文化をヨーロッパへ伝えるという、大活躍をしたことがあるのをご存知ですか?
江戸時代、庶民に愛された浮世絵の一部は、ヨーロッパへ輸出する焼き物や仏像といった古美術品の単なる包装紙として海を渡っていました。
 当時のヨーロッパの人々は、包装紙に印刷された、エキゾチックで鮮烈な色彩の、独特の美しさを持つ浮世絵に魅了されました。特に19世紀の印象派の画家達(モネやゴッホなど)から高い注目を集め、徐々に単なる包装紙だった浮世絵の評価が高まり、アートとして購入されるようになっていきました。
葛飾北斎や歌川広重などの作品は、高額で取引されていたとか。包装紙が、日本で消耗品のような扱いを受けていた浮世絵の大出世に貢献したと言えます。

たかが包装紙、されど包装紙 ですね。