何度も使える包装紙、風呂敷 -唐草模様編-
風呂敷の柄の中でも代表的な唐草模様には、どのような意味があるかご存知ですか?
唐草模様の風呂敷がデザインされたのは明治時代です。しかし唐草模様自体が大陸より日本に伝えられたのははるか昔、5世紀の古墳時代のことです。唐草など蔓(つる)草は生命力が強く、茎をどこまでも伸ばしてゆくところから、長寿、延命、子孫繁栄の象徴とされ、又からみつく、巻き取る等により吉祥紋とされ、婚礼など好んで用いられます。
このような理由から、唐草模様の風呂敷は、嫁入りの際用いられます。親の娘に対する思いが模様に込められています。
唐草模様と言えば、泥棒がしょっている風呂敷・・・と認識してしまっていたのは、私だけでしょうか!?